はじめまして。
みなさん、HSPという言葉をご存知ですか?
HSPとは「他の人よりも敏感に物事を感じ取りやすい性質を持つ人」のことです。
HSPの性質は、日常生活の中で刺激を強く受け取りやすいため、心と体のバランスを保てなくなることがあるんですね。
そこで今回は、そんなHSPの人たちが知っておくべき「心の限界サイン」10個をご紹介します。
心の疲れやストレスが溜まりすぎる前に、これらのサインを認識することが大切です。
最後に効果的な対処法もまとめていますから、ぜひ最後までお読みください。
HSPが知っておくべき心の限界サイン10選
それでは、さっそく「心の限界サイン」を1つずつ確認しましょう。
①食欲がコントロールできなくなる
1つ目の心の限界サイン。
それは「食欲がコントロールできなくなる」ことです。
ストレスが溜まってくると、食欲に影響が出てくることがあります。
例えば、普段から私たちは
「お腹が空いたら食べ、満腹になったら食べおわる」ことが
当たり前のようにできてますよね。
しかし、心が疲弊してしまうと、
この自然なサイクルが乱れてしまうことがあるんです。
例えば、以下のような状況です。
・過食になる:ストレスが原因で、無意識にたくさん食べてしまう。
・食欲がなくなる:ストレスが原因で、食欲が低下して食事をとらなくなってしまう。
このような変化があった場合は気を付けてください。
「心の限界が近づいているサイン」です。
心身のバランスを取り戻すための時間を確保しましょう。
②眠れない日が増える
2つ目の心の限界サイン。
それは「眠れない日が増える」ことです。
HSPは小さな刺激も敏感に感じ取るため、日常のストレスが蓄積されがちです。
その結果として「睡眠に影響が出る」ことがあるんですね。
例えば、以下のような理由で睡眠に影響が出てきます。
・心配事が頭から離れなくない
・ストレスや不安で体が緊張してしまう
・外の車の音や街の光が気になって仕方ない
こうした毎日が続くと、心も体に疲労が蓄積されます。
ますますストレスを感じやすくなるのです。
眠れない日が続くと感じたら、早め早めの対処が必要でしょう。
睡眠は一番大事。
寝不足だと良い結果が出ないからね。
③音や光に対して敏感になってしまう
3つ目の心の限界サイン。
それは「音や光に対して敏感になってしまう」ことです。
HSPには「周囲の環境に敏感な性質」があります。
そのため、普段から「日常の音や光に反応しやすい」ことでしょう。
しかし、心の限界が近づくと、音や光に対してさらに敏感になってしまうことがあるんですね。
例えば、以下のように感じることが増えます。
・車の音や人々の話し声が普段よりも大きい
・家電の動作音や家族の声でさえも気になってしまう
・部屋の照明が目に刺さるように感じる
・太陽の光が強すぎて外に出るのがきつい
「刺激から自分を守る必要性」が、日頃より大切になってくるのです。
④人との関わりを極端に避けるようになる
4つ目の心の限界サイン。
それは「人との関わりを極端に避けるようになる」ことです。
HSPは「他人との関わりに敏感なタイプ」です。
そのため、時にそれが大きなストレスになることもあるんですね。
「人が周りにいるとエネルギーが回復できない…」
「人の感情に触れる機会を少しでも減らしたい…」
心が疲弊していると、この傾向が強まり、
人との関わりを極端に避け出すことがあるでしょう。
いつの間にか最近人と会う予定を入れてないな…という場合は、
心に限界が来ているサインかもしれません。
一度、自身の予定を振り返ってみてください。
⑤処理スピードが低下してくる
5つ目の心の限界サイン。
それは「処理スピードが低下してくる」ことです。
HSPは、普段から情報を深く考えようとする傾向があります。
そのため、心が疲れている時は注意が必要です。
心が疲れてくると、情報の処理スピードが低下し判断力が鈍くなっている場合があるんですね。
「普段、難なくこなせている仕事が、最近はなかなか処理できない…」
こんな悩みが増えてきます。
その結果、仕事での失敗も増えていき、
より大きなストレスが溜まっていく「悪循環」に陥る可能性があるのです。
そのため、処理スピードの低下を感じることがあれば、
すぐにメンタルの状態をチェックする癖を付けた方が良いでしょう。
ストレス管理を日頃から行う習慣が大切になるのです。
悪循環に入ってしまうとなかなか抜け出せないからね。
ジロウモンも自己管理で結構悩んだんだ。
⑥片付けができなくなる
6つ目の心の限界サイン。
それは「片付けができなくなる」ことです。
HSPの中には、心の状態がそのまま生活環境に出てくる場合もあります。
心が疲れていると「片付けや整理整頓ができなくなる」ことがよくあるのです。
「片付けに使えるエネルギーなんてもう残ってない…」
「休息をとる方が大事…」
となる場面が増えてしまい、身の回りの管理が疎かになっていきます。
すると、生活環境が悪化し、メンタルの調子もより悪くなる悪循環が始まっていくんですね。
そのため、身の回りの生活環境は「心の健康状態」がそのまま現れると考えておいた方が良いです。
暮らしの乱れは、心の乱れ。
片付けが疎かになってきたら、心が乱れてきているのかもしれないよ。
⑦何が本音なのかわからなくなる
7つ目の心の限界サイン。
それは「何が本音なのかわからなくなる」ことです。
HSPは、自分の気持ちを見失いやすいことがあります。
なぜなら、周りの人の感情に意識がいってしまいがちだからです。
心が疲れていると、その傾向がさらに強まり、
自分の本音がわからなくなっていきます。
「この人にはこう言っておいた方ががいい」
「社会的にはこう考える方が適切」
周囲の人の意見や感情に引っ張られ、
自分の本当の気持ちがわからなくなってしまうんですね。
その結果、今自分が何のために生きているのかすら見失ってしまうのです。
⑧ずっと心配事に悩まされている
8つ目の心の限界サイン。
それは「ずっと心配事に悩まされている」ことです。
HSPは、細かいことまで気にかける傾向があります。
心が疲れている状態では、
その傾向が強まり、常に何かを心配している状態になることがあるでしょう。
「あの時、ああいうべきじゃなかった…」
「もし~だったらどうしよう…」
といった心配事がずっと頭から離れず、心が休まらなくなるんですね。
積もり積もれば、重荷となりメンタルを蝕んでいきかねません。
マイナスな思考を一旦止める作業が必要になるでしょう。
不安感って、無限に湧き出てくるものだからね。
まずは、しっかりと視覚化していくことが大事だと思うよ。
以下の記事を参考にしてみて。
⑨突然涙が溢れてくる
9つ目の心の限界サイン。
それは「突然涙が溢れてくる」ことです。
HSPは、刺激に反応しやすくストレスを溜めがちな傾向があります。
そのため、限界がくると「突然涙が溢れてくる」こともあるでしょう。
「いつになったらこのストレスは解消されるのか?」
「これ以上、刺激が発生する環境は耐えきれない…」
このように日頃から悩んでいるHSPは多いです。
日常的に張りつめた状態で暮らしている場合は、突然限界が来てしまうこともあります。
もし、涙が溢れてきた場合は、一刻も早い対処が必要です。
⑩体調を壊しがちになる
10つ目の心の限界サイン。
それは「体調を壊しがちになる」ことです。
HSPは、心の状態がそのまま、体調にも影響してくる場合があります。
・頭痛
・胃痛
・筋肉の緊張
といった症状が出てくるんですね。
また、過度なストレスは体の免疫力を低下させるとも言われています。
風邪をひきやすくなったり、疲れやすくなったりする可能性があるんです。
心と体の健康状態は密接に関わっているとの認識を持ちましょう。
ジロウモンの場合は、ストレスが毎回お尻にくるタイプだったんだ。
どう体に反応するのかは人それぞれみたいだね。
限界を感じた時の対処策5選
それでは「心の限界サイン」が出た場合はどう対処すれば良いのでしょうか?
ここからは、5つの対処策をご紹介します。
①1人になれる時間を増やす
1つ目の対処法は「1人になれる時間を増やす」ことです。
HSPにとって、1人の時間は「心と体を回復させるために必要な時間」になります。
そのため、心の限界を感じたら、
意識的にこのような時間を増やす必要性があるでしょう。
1人の時間を増やす方法としては以下があげられます。
・スケジュールに1人の時間を組み込んでおく
・飲みの誘いを安易に受けない
・定期的にデジタルデトックスをして連絡を遮断する
・1人でできる趣味を見つける
これらに取り組むことによって、メンタルを整える1人の時間が確保できるでしょう。
②お風呂にゆっくり浸かる
2つ目の対処法は「お風呂にゆっくり浸かる」ことです。
お風呂に浸かることは、心身をリラックスさせるためには非常に効果的な手段です。
以下のようなメリットがあります。
・体が温まり筋肉の緊張がほぐれる
・血行が良くなり疲労回復につながる
・ゆったりと過ごせることでストレスが軽減される
心の休養にはピッタリなんですね。
心の限界を感じた時は、ひとまずお風呂にゆっくり浸かることをおすすめします。
お風呂の他には、サウナも結構おすすめだよ!
汗をかいた分だけ、心と体の老廃物が流されていく感覚があるんだ。
③睡眠をしっかりとる
3つ目の対処法は「睡眠をしっかりとる」ことです。
ストレス管理を考える上で、質の良い睡眠は欠かせないモノの1つです。
なぜなら「睡眠不足の人はメンタルを崩しやすい」からなんですね。
・体力、精神力の回復
・免疫力の向上
・感情のコントロール力
睡眠はとるだけで、これらすべてにプラスの効果を及ぼします。
そのため、十分な睡眠時間は必ず確保するようにしてください。
そのためにも、規則正しい生活を心掛け、
質の高い睡眠がとれるよう、寝室の環境を整えることも重要です。
④リラクゼーションをしてみる
4つ目の対処法は「リラクゼーションをしてみる」ことです。
リラクゼーションは、ストレスを軽減するためには効果的な手段です。
心身の緊張をほぐしたり、感情のバランスを上手くとったりするのにとても役立ちます。
リラクゼーションの具体例は以下の通りです。
・深呼吸
・瞑想
・ヨガやストレッチ
・好きな音楽を聴く
自分に合ったリラクゼーションを取り入れることで、心と体のバランスを整えてください。
普段から色々と試して、
どのリラクゼーションが自分に合うのか確認しておくと良いでしょう。
ジロウモンは、座禅が自分に合ってるって感じたよ。
以下の記事にまとめてみたから読んでみて!
⑤カウンセリングを受ける
5つ目の対処法は「カウンセリングを受ける」ことです。
専門家の助けを借りることは、決して恥ずかしいことではありません。
心の健康を保つためには、サービスを活用していくべきです。
カウンセリングを受けると、以下のメリットが得られます。
・客観的な視点から問題解決の手助けをしてくれる
・自分の感情や考えを整理してくれる
・カウンセラーに話すだけでストレス軽減効果がある
もし、心に深刻なダメージを受けている場合は、メンタルクリニック等を受診するのも手です。
医学的な観点から自身の体調を理解できます。
ヘタに周りの人からアドバイスをもらうより良いと思うよ!
相談するなら、絶対その道の専門家にした方がいいんだ。
まとめ
今回は、HSPが知っておくべき心の限界サインを10個お伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
今回ご紹介した「10個の限界サイン」に心当たりがあるという方は、
ぜひ、早め早めの対処を講じるようにしてくださいね。
HSPの性質に合わせた対処をしていけば、
きちんと自身が発している「SOSのサイン」に応えてあげられます。
まずは、この記事を参考に「自分自身の心の限界サイン」を見つけてみてください。
自分の心と体を大切にし、無理をせずできることから始めていきましょう。
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