「田舎暮らしだと節約しやすいって本当?」
「具体的にどんな支出が下がるの?」
このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
田舎暮らしだと生活費を抑えられるって話は、よく聞いたことがありますよね。
しかし、ただ田舎に住んだだけで本当にそこまでの節約効果があるのでしょうか?
本記事では「田舎暮らしは節約がしやすいのか?」について詳しく解説します。
筆者であるジロウモンは、「田舎」と「都会」の生活をどちらも経験してきました。
実体験も含めながらお話しますので、ぜひ最後までお読みください。
田舎暮らしは節約しやすいのか?
結論から申し上げましょう。
「田舎暮らしは節約しやすいのか?」
その答えは…
「一長一短」です!
…すみません(笑)
何とも煮え切らない回答ですよね(笑)
ただ、実際、田舎と都会両方生活したことがあるジロウモンからすると、田舎暮らしは節約しやすい部分と節約しにくい部分、両方ありました。
どちらの部分を強く感じるかは人によって大きく違うと思います。
なぜなら、田舎暮らしによる節約効果はその人の生活スタイルによって結構変わってくるからです。
そのため、ここからは「田舎だと節約しやすい支出項目」と「逆に田舎だと節約しにくい支出項目」をそれぞれご紹介します。
ぜひ両方とも確認をして、ご自身の生活スタイルだと「田舎暮らしの節約効果はありそうかどうか」考えてみてください!
田舎だと節約しやすい支出項目5選
それでは、まずは「田舎だと節約しやすい支出項目」から見ていきましょう。
田舎だと節約しやすい支出項目は、5つあります。
①食費
1つ目の節約しやすい支出項目は「食費」です。
田舎暮らしをすると、食費が都会よりも安く済む傾向があります。
なぜなら、田舎だと「外食代」があまりかからないからです。
都会に住んでいると結構、外食に出る機会も多いのではないでしょうか?
都会には、気軽に行ける飲食店が山のようにありますからね。
レストランやファストフード店など、ついつい利用してしまいがちなお店が、都会にはたくさんあります。
そのため、気づかない内に「食費」を増やしてしまっているんですね。
しかし、田舎に住んでいれば、このような心配もなくなるでしょう。
なぜなら、田舎だとそもそも家の近くに飲食店がないからです。
そのため、いざ「外食に行こう!」ともなれば、結構な手間がかかってしまうんですね。
必然的に外食をする機会が減るため、食費も下がる傾向があります。
ジロウモンは、食べ物の中では納豆ごはんが好きだからね!
外食にあまり行けない田舎でも全然平気なんだ。
②住居費
2つ目の節約しやすい支出項目は「住居費」です。
こちらは、みなさん一番イメージがしやすいのではないでしょうか?
都会の家賃相場は本当に高いですからね。
とくに、東京23区内の家賃相場だと1Kでもひと月10万円を超えてくる地域が結構あります。
それほどの家賃相場ともなると「家賃だけで手取りのほとんどがなくなってしまう」なんてことにもなりかねませんよね。
しかし、田舎だと、このような心配もいらないでしょう。
田舎の家賃相場は、都会よりもずっと低いからです。
例えば、ジロウモンが住んでいる山梨県なら、1Kであればひと月4~5万円程度でも借りることができます。
家賃相場が全く違うのです。
住居費は毎月かかってくる固定費。
家賃相場の安い田舎なら、節約しやすいでしょう。
③交際費
3つ目の節約しやすい支出項目は「交際費」です。
田舎に住めば、交際費は自然と下がっていきます。
なぜなら、都会にいる人との付き合いが減っていくからです。
田舎は、交通の便が悪いので、都市部に行って人と会うのもなかなか手間になってきます。
また、気軽に会えない距離に住んでいれば、自然と人からは誘われにくくなりますよね。
人付き合いでお金を使わなくなっていくのです。
都会にいるよりも交際費を下げていけます。
「今までのつながりが切れてしまうなんて嫌…」
という人は、今の時代のサービスを存分に活用してください。
LINE・Zoom・オンラインゲームなど、会わなくたって十分つながりは持てます。
わざわざ、外に出かけてお金を使う必要などないのです。
ジロウモンも、人付き合いは随分と減ったよ!
信頼できる人とだけつながりを持っていれば良いと思うんだ。
④美容費・衣服費
4つ目の節約しやすい支出項目は「美容費・衣服費」です。
交際費が下がれば、自然と美容費や衣服費も下がっていきます。
なぜなら、人付き合いが減れば、身だしなみに気を遣う必要性が減っていくからです。
都会にいる場合、ある程度の身だしなみは意識することでしょう。
大勢の人の目がありますし、見栄やプライドのためにブランド品を着飾りたい人だっているからです。
しかし、田舎の場合、そこまで身だしなみに意識を払う必要性はありません。
ブランド品を身に着けながら、田舎道を歩いている人なんて、あまりイメージが湧きませんよね。
自然と美容や衣服にかけるお金は着実に減っていくのです。
⑤娯楽費
5つ目の節約しやすい支出項目は「娯楽費」です。
田舎での生活では、娯楽費がそこまでかかりません。
なぜなら、外出をすること自体結構な手間となるだからです。
都会で生活している場合は、家の周りに気軽に楽しめるサービスなどがあるかもしれませんが、田舎には何もありません。
映画に行くことすら、遠方なので結構手間になるレベルです。
そのため、娯楽費は下がっていく傾向があるでしょう。
また、家の中でできるインドアな趣味はそこまでお金がかからないものが多いです。
今の時代、色々な娯楽が無料で利用できますからね。
お金を使わなくても十分娯楽は楽しめる世の中なので、田舎での生活を楽しみながら娯楽費を下げていけます。
スマホが普及してから娯楽はかなり変わったよね。
本当に何でもスマホの中に入ってる…!!
田舎だと節約しにくい支出項目
「田舎だと節約しにくい支出項目」もあるため注意が必要です。
ここでは、田舎だと節約しにくい支出項目を3つご紹介します。
①光熱費
1つ目の上がってしまう支出項目は「光熱費」です。
これは、電気代とガス代のことですね。
とくにガス代に関しては、都会に住むよりも大きく料金が上がってしまう可能性があるため注意が必要です。
なぜかというと、田舎は「プロパンガス」である場合がほとんどだからです。
「プロパンガス」は、よく都会で利用されている「都市ガス」と比べて、価格が高いという特徴があります。
そのため、田舎での生活は、光熱費が高くなりがちなんですね。
②交通費
2つ目の上がってしまう支出項目は「交通費」です。
なぜ交通費が上がるかというと、「田舎での生活には車が必要」になってくるからです。
田舎は電車やバスなどの公共サービスが、都会ほど行き届いていませんからね。
車がないとかなり不便なのです。
そのため、田舎暮らしをすると、「車の購入費や車検、自動車税、ガソリン代」などが、交通費としてかかってくるでしょう。
節約を考えるのであれば、少なくとも軽自動車を利用することは必須だといえますね。
③組合費
3つ目の上がってしまう支出項目は「組合費」です。
地域によっては、その土地独自で集めている組合費がかかってくることもあります。
都会には、あまりない仕組みなので、ビックリするかもしれません。
しかし、その地域の行事やお祭りなどはこの組合費で賄われているため、良い関係性を維持していくためには、払っておいたほうが良いでしょう。
ちなみに、山梨には「無尽」と呼ばれる仕組みがあるよ!
地域によって色々呼び方も違うみたい!
まとめ
今回の記事では「田舎暮らしは節約しやすいのか?」について、支出項目別に解説してきました。
いかがだったでしょうか?
田舎暮らしは様々な節約メリットがありますが、プロパンガスや車の必要性など支出が上がってしまう側面もあります。
田舎暮らしが節約しやすいのかどうかは人によって違うでしょう。
今までの自分の生活を振り返り、田舎暮らしをすると本当に節約になるのかシミュレーションしてみることが大切です。
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