【赤ちゃんの痔】乳児痔瘻とは?知っておくべき概要を解説します

その他

乳児痔瘻って何?
乳児痔瘻ってどう対処すればいいの?

このようにお悩みのお母さんは多いのではないでしょうか?

乳児痔瘻は生まれたばかりの赤ちゃんに比較的よくみられる病気です。
元気に生まれてきてくれたのに、乳児痔瘻が発症してしまうなんて心配ですよね。

筆者であるジロウモンも、生後6か月で乳児痔瘻になった経験があります。

この記事では、乳児痔瘻の概要から治療法まで自身の経験も含めながら詳しく解説していきます。

ぜひ、最後までお読みください。

乳児痔瘻とは?

乳児痔瘻は、乳児の肛門のまわりに膿がたまりトンネルができてしまう病気です。
生後1か月をすぎた頃から1歳前の男児によく見られます。

主な症状としては、以下の通りです。

・肛門まわりが腫れる
・肛門まわりから膿が出てくる
・赤ちゃんの機嫌がいつも悪い
・発熱がある
ジロウモン
ジロウモン

赤ちゃんにとっては、お尻に違和感があるため「気持ち悪い!」って感じている状況だね。

「乳児痔瘻」と「大人の痔瘻」の違いは?

乳児痔瘻は、大人がなる通常の痔瘻とは何が違うのでしょうか?

基本的な症状は通常の痔瘻と同じなので、違いはほとんどないといえるでしょう。
しかし、1点だけ大きな違いがあります。

それは「手術が必要になる場合はほとんどない」という点です。

大人がなる通常の痔瘻は、手術をしなければ完治しません
痔瘻は一旦発症すると、自然治癒では治らないからです。

しかし、乳児痔瘻は、ほとんどの場合で手術の必要がありません。

穴がふさがらないように膿を出し続ける処置をちゃんと行えば、治っていく可能性が高いのです。

ジロウモンも、乳児痔瘻は漢方などのお薬で治っていったそう。
手術が必要ないってだけでも、赤ちゃんにとっては大きな朗報だね。

乳児痔瘻の原因は?

なぜ、乳児痔瘻は発症してしまうのでしょうか?

実はまだ、原因がはっきりとわかっていません
現在原因として考えられているのは、以下の通りです。

・乳児期の不完全な免疫力
・おむつのかぶれ
・下痢

もしお子さんが乳児痔瘻になってしまった場合は、おむつの処理などに注意を払う必要があるでしょう。

乳児痔瘻の治療法

お子さんのお尻に違和感を感じたら、すぐお医者さんを受診してください

遅れると膿がお尻の中に溜まってしまい、お子さんが非常に苦しい思いをしかねません。
早めの対処が大切です。

病院では、基本的に抗生剤の服用や漢方薬による治療が行われます。
それでも、お尻に膿が溜まってしまうようであれば、切開をして膿を出してあげます。

ただ、乳児痔瘻は、1歳頃までは再発を繰り返すことも多いので、地道に治療を繰り返していくことが大切です。

お医者さんから指示された対処法をしっかりと実践しましょう。

ジロウモン
ジロウモン

ちなみに両親いわく、ジロウモンは長野の山奥にある温泉に浸かったら治ったそうだよ!
どこまで本当なのかわからないけどね(笑)

乳児痔瘻の予防方法とは?

最後に、乳児痔瘻の予防策を確認しましょう。
再発を防ぐためには、しっかりとその後の生活に注意を払う必要があります。

乳児痔瘻の予防法としては以下の通りです。

・お尻を清潔に保つ
・便秘や下痢に注意する
・おむつかぶれに気を付ける

1歳を超えるまではとくに注意を払いましょう。

まとめ

今回の記事では、乳児痔瘻の概要を詳しく解説してきました。
いかがだったでしょうか?

乳児痔瘻は、生後1か月をすぎた頃から1歳前の男児によく見られる病気です。
1歳ごろまでは再発もしやすく、慎重に対応する必要があります。

しかし、乳児痔瘻は手術が必要になる可能性が低いです。
お医者さんに診察してもらい、慌てず冷静に対処しましょう。

ジロウモン
ジロウモン

ジロウモンは、乳児痔瘻は治ったけどその後の人生で痔瘻を5回経験したんだ。
乳児痔瘻をほっておくと、もしかしたら、ジロウモンのような痔瘻人生が始まってしまうかもしれないよ。
お子さんのためにも、しっかりと処置してね(^^)

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